皿ありDBMで遊ぶ

自分で試したことのメモ

Really Love HYPER 皿ありDBM HARD CLEAR

12月8日はReally Love ハード記念日!

攻略のモチベーションあるいは仮説

この譜面を攻略する際のモチベーションとなった理由が2つあります。

一点目は数年前からクリアしたいと思っていた目標曲である事。

もう一点は、無理皿スキルの基本を詰め込んだ譜面であると仮説を立て、ステップアップのために越えるべき目標だと判断した事です。

攻略で向上したスキル

  • 少しの休憩で立て直す精神力
  • 二連皿を素早く拾う瞬発力
  • 4枚以上の連皿を「2連皿が隙間なく並んでいるだけ」と認識する
  • 2連皿を「鍵盤皿皿鍵盤」の順に拾う(ちなみに最近は「皿鍵盤鍵盤皿」で拾う練習もしてます)

ハードへ挑戦する目安

ハード挑戦前の自己ベストはBP96でした。2枚1セットの連皿を上手に拾うスキル一つがあれば理論上全ての無理皿を拾えると思ったため、BP100-120が安定したくらいからハードを狙ってみました。

終わってみれば、対策から1,2週間で初ハードを達成出来ました。

なんとなくで遊んでみてミスカウントが100前後で安定するくらいがハードクリア狙いの挑戦権と言えるでしょうか。

1P MIRROR vs 2P MIRROR - 2P MIRRORを選択

これから攻略するという方は駄文さんの以下の記事が参考になると思います。

Really Love(H) 1P鏡 vs 2P鏡:DBM

自分の場合は、開幕落ちを繰り返していると好きな曲にネガティブな感情を持ってしまうリスクを感じたため、開幕の連皿が楽になるという一点のみで2P MIRRORを選択しました。

無理皿の基本は2連皿

Really Love に限った話ではないですが、皿ありDBMを遊ぶ上で重要なテクニックの一つに無駄の少ない動きで拾う事が挙げられます。

LEVEL 6 程度であれば、一瞬を切り取って見るとそれほど難しく無いと感じる譜面が多く、無理皿の基本を一つ一つ固めていけば LEVEL 6の簡単な無理皿の殆どを攻略出来るようになると仮説を立てました。

譜面の展開を掴む

序盤の比較的簡単なところでフォームチェックをして後半の2連皿ラッシュに備えるといった展開に持っていきやすいため、序盤の調子を見てハードを狙えるかどうかを判断しやすいです。

そして、技術も大事ですが、簡単な要素に分解する程度の認識力と慌てない精神力があれば言うほど難しくないかなと感じました。腕の動きに慣れていない、簡単な要素に分解する事もできない、ちょっとした事ですぐに慌ててしまう、というように、無理皿の多い譜面では複数の要素が合わさって難しく感じるものです。

慌てない事については、後半の2連皿のラッシュは特にそうですね。一見ラス殺しにも思える連皿も、中盤を超えてラストまで到達する力があればウィニングランのように感じることもあると思います。

次のように意識してから平静を保ちやすくなったので、参考程度にどうぞ。

  1. 開幕(ボーカルが入る直前まで): 気を落ち着けて4枚以上の連皿を2枚1セットで拾う事を意識する(1回だけある3連皿を除く)
    • ここで30%以下になったら調子が悪い日と判断する
  2. 最初のサビ直前の連皿前: まだゲージに余裕があるはずなので、ゲージよりフォームチェックを優先する
    • ここが乱雑だと悪い癖がついて後半に乱れやすくなる
  3. 最初のサビ直前の連皿: 2P MIRRORだと白鍵の配置が嫌らしいので最新の注意を払う
    • ハード狙いの半分以上はココで落ちました
  4. 最初のサビ(あなたの夢の中で♪): 後半の2連皿ラッシュに備えて2連皿のフォームチェック
  5. 曲が落ち着くところ(ただひたすらに♪): 序盤の難所を超えて曲が落ち着いたからと油断せずに2連皿のフォームチェックを続ける
  6. 4枚以上の連皿: ここまで到達すればほぼウィニングランと言い聞かせて気を落ち着かせ、4枚以上の連皿は2枚1セットである事を強く意識する
  7. 最後のサビの2連皿ラッシュ: ここまで来れるなら慌てなければ超えられるはずなので集中する(1セットの配置は序盤の方が難しい印象)
  8. ラストの4枚以上の連皿: 開幕より親指北斗で拾いやすい配置なので、とにかく落ち着く
    • 初めて到達した時は20%ほど残っていたのですが、緊張のあまり目の前が真っ白になって落ちました…

皿と鍵盤を同時に拾うのではなく「鍵盤皿皿鍵盤」と拾う

鷲掴みをするイメージでやっていると動きに無理が出やすいです。鍵盤と皿を同時に拾う事を諦め、思い切って 鍵盤 -> 皿 -> 皿 -> 鍵盤の順に拾うようにジャンプ をするようにしてから安定しやすくなった印象があります。

Really Love は鍵盤成分が薄めでノート数も少ないため、基礎を掴めたかどうかを試すのにうってつけです。

Really Loveは速い2連皿が中心なので、初めは無茶に感じるかもしれません。

ですが、フォームを意識して2連皿を拾っていけば、4枚以上の連皿を拾う基礎も自然と出来上がります。

2連皿が何セットも降ってくるため、新しいフォームでクリア再現できるかを試したり、日々のフォームチェックをしたりと、目標達成後も幅広く遊べて便利です。

鍵盤+皿は、2連続と単発は同じ要領で拾える

これまでの自分の癖として、単発の皿は

皿に手をかける -> 押す -> 手を浮かせる -> 引く -> 着地

という流れが多かったのですが、これを

皿に手をかける -> 押す -> 引く -> 着地

という風に、手を浮かせるステップを省くように意識しました。単発の皿をあえて2連皿として処理すると Really Love の練習になります。POOR が一つ出ますが練習目的なら誤差の範囲内でしょう。

これによって単発無理皿と2連無理皿を同じ感覚で拾えるようになりました。どんな譜面でも着地のために手を引く動作は避けられませんし、こういった無駄のない動きを模索する事が無理皿を拾うテクニックの一つだと思います。

この動きを身に付ける事ができれば Really Love の2連皿のほとんどは体感的には単発として処理する事が可能になり、安定感が大きく変わってきます。

これが奇数枚になったり「皿・鍵盤 -> 鍵盤 -> 皿・鍵盤」のような配置になったりすると別のテクニックも必要になってきますが、Really Loveの場合はシンプルな押し引きだけでほぼ全て拾えます(とはいえ理接は簡単でもHARDの安定化やEX-HARD,フルコンは恐ろしく難しいですね…)。

リザルト

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IIDXを始めたばかりの頃から憧れていたリザルトを取れて感激です。Really Love をクリアした後に燃え尽きてしまいましたが、過去にクリアした曲を改めてやってみたら成長を実感してモチベーションが復活しました。

この曲をハードクリアしてからLEVEL 8のDBMで遊べる譜面がかなり増えたので、皿ありDBMを楽しみたい方の目標として是非オススメしたい譜面です。

さいごに、Really Loveをハードクリアした時点での皿ありDBMのクリア状況を載せておきます。クリア目標の参考になれば幸いです。

https://web.archive.org/web/20160130170403/http://beatmania-clearlamp.com/djdata/PID456/

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皿ありDBM ステップアップ

備忘録として皿ありDBMのステップアップフォルダを自作しています。

「皿ありDBMに興味はあるけど怖い」という方の助けになれば幸いです。

dbm-stepup.ichigotake.net