少し前にTwitterのタイムラインでFeel The Beat HYPER の皿ありDBMで盛り上がっていた事を思い出したのでNORMAL譜面のクリアを狙ってみました。
HYPER譜面もそのうち挑戦してみたい課題の一つです(今の地力ではミスカウントが500ほど出てしまいましたが…)。
記事のフォーマット
具体的な拾い方を言語化出来たら上達できそうだと思っているのですが、うまく言語化出来ていない事がとても多いです。なので、意識していた事と感じていた事を中心に書いています。
本文で 強調 している箇所は、どんな譜面を遊ぶ時でも意識している点です。
攻略で期待する向上スキル
- 連続した無理皿への耐性
- 連続した無理皿の途中でホームポジションへ着地する
- 「鍵盤から皿」または「皿から鍵盤」へ動く瞬発力
この記事でのみ利用する便宜的なキーワード
- 片道: ジャンプ始動から着地完了までの動きを1往復として見た場合の「片道」
- 折り返し: ジャンプから着地、または着地からジャンプへ切り替える動き
- 開幕と中盤の仕切り直し: 声ネタまじりの無理皿地帯
- この曲を象徴する5連皿: この曲で"タンタンタンタンタン"と聞いてイメージするであろうリズム
無理皿のパターンは大別すると2種類
この譜面に含まれる無理皿は「開幕と中盤の仕切り直し」と「この曲を象徴する5連皿」に大別出来ると思います。
開幕と中盤の仕切り直し
開幕と中盤の仕切り直し地帯は、遠心力(仮)で外側へ吹き飛ばされるような感覚になりやすい配置なので注意が必要です。
対処法として考えられる方法は以下のものが挙げられます。
- 遠心力を感じにくくなるようなジャンプ方法を身につける
- 遠心力に乗っかって、ノントップのまま鍵盤を拾い続ける手法を会得する
- 吹き飛ばされそうな感覚から強引に引き戻すパワープレイを身につける
これらの動きをを言語化出来たらハードクリア出来そうだと思っていましたが、言語化が出来る前にハードクリアをしてしまいました。EX-HARD以上を狙う場合は、これらを意識して使い分ける程度の安定感や、いずれか一つを極める力が必要になりそうです。
この曲を象徴する5連皿
登場頻度の高さがありがならラストに位置する譜面属性であるため、この属性をいかに安定させるかが攻略の肝になります。
ジャンプと着地の片道の瞬発力を鍛える譜面として活用する
片道の瞬発力があると無理皿と無理皿の間に少し余裕を感じられる譜面です。攻略の途中で 片道の瞬発力 を意識し始めてから、具体的にどう改善したらクリア出来るようになるのかをイメージしやすくなった印象があります。
片道を拾ったら一瞬止まる事を意識しながらプレイすると、慌てずに連続で拾う練習にもなって良いです。
片道の瞬発力があっても折り返しが下手では上手く拾えない事も多いですが、片道の瞬発力と安定感があるに越した事はないですし、この譜面で片道の基礎を固めるつもりでプレイしていました。
親指北斗だけに頼らない
親指北斗に頼りすぎると2個以上の鍵盤同時押し無理皿が下手になってしまうため、他の譜面を攻略していく際に親指北斗で拾う癖が障壁となってしまうリスクがあります。そのため、着地で親指を使う場合でも可能な限り他の指での着地と同じ形になるように意識してプレイしています。
過去にあった下手になる要因の例として、理性が中指着地で処理しようとしても、体の反射は親指北斗で拾おうと動き始めてしまい、着地の始動とイメージの違いによって体が混乱してしまう事が挙げられます。
実際にプレイしていると1つの拾い方のみで完走する事は殆どないですが、親指北斗は通常の着地が上手くいかない場合の保険と考えてからプレイしやすくなりました。妥協の道をある程度残しておいた方が本番で慌てにくいですしね。
2種類で共通した向き合い方
押し引きは全て交互に行う
曲全体を通して、「押し押し」もしくは「引き引き」のように同じ方向へ連続して拾う事がないように注力しました。
この譜面を押し引き交互に行うメリットとして浮かんだ要素を以下に挙げます。
- 手に無理な力を加えずに、小さな予備動作でノンストップに動き続けやすい (激流に身を任せ同化するイメージ)
- 手を動かしながら指を落として鍵盤を拾う動きを身につけやすい
- 無理な急ブレーキが減る事で無理な力が入る事が減る
- 怪我のリスクを軽減する(怪我した事はないですが)
- 腕にかかる力は小さい方が鍵盤に集中しやすい
- 力まなくても拾える ≒ 皿拾いを自動化して鍵盤に集中しやすくなる
- 鍵盤の1個押し以外の無理皿属性に活かせる (一番強く意識していた事)
調子を測るのに便利な練習譜面だと割り切ってプレイする
クリアを目標にするとネガティブな印象を持ちやすいので、ハードクリアするまでは練習だと割り切って粘着していました(結果的には練習譜面として重宝する譜面だったので良し)。
今となってはASSISTED EASYなら3rd STAGEでも安心出来る程度の安定感ですが、挑戦レベルの頃でもゲージ推移と体感で調子を測る事が出来て便利でした。
練習に便利だと感じた点を以下に挙げます。
- レベルの割にノート数は少なめ
- 低密度でワンパターンな譜面属性が2種類あるのみ
- この曲を象徴する5連皿は片道の瞬発力さえあれば拾いやすい譜面
- 故に片道の瞬発力を鍛える指標として使える
- フォームチェックや素振りに使える程度には無理皿の間隔が空いている
- その日のジャンプと着地の調子を測る
- ジャンプと着地の様々な手法を試す
- 筐体との相性を測る
- あえて押し押しで拾って筐体の反応を確認したり
- 皿の回しやすさの相性を測ったり
- 低密度であるが故に、ある程度慣れれば落ち着いて対処すれば大ダメージを受けづらい
さいごに
簡単にクリア出来たように言っていますが、LEVEL 7の中では低密度な割には初挑戦から1週間弱かかってしまったので地力不足感がありますね…
今後に活かせる拾い方を意識しながらプレイしていたからか、この譜面をハードクリアしてから半月足らずで FIRE FIRE NORMAL DBMを初めてイージークリア出来ました。Feel The Beatをハードクリアする前は FIRE FIREの中盤で2%になってしまう事が続いてましたが、ハードクリア後はFIRE FIRE で2%にならなくなる事が劇的に増えていたので成長を実感します。
記事の途中でも挙げた通り様々な拾い方や意識の向け方を試すのに打って付けの譜面なので、ハードクリア後もよくプレイしています。